2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ジル・ドゥルーズ「意味の論理学」(1969)その2

今回はアンチ・オイディプスと意味の論理学の比較を行ってみたいと思います。比較といっても、徹底的な比較をするときりがないので、部分的な言葉と人物に注目しながら、考察してみたいと思います。○メラニー・クライン引用の比較…オイディプスの部分的支持…

ジル・ドゥルーズ「意味の論理学」(1969)その1

今回もドゥルーズを読みます。 最初読んでいた際はノートがこれの3分の1程度だったのですが、もう一度読み返した所、現在の分量になり、更に増え続けそうだったので、今回については、途中でノート作り自体はあきらめています… また、今回はジラールとの比…

ジル・ドゥルーズ、フェリックス・ガタリ、宇野邦一訳「アンチ・オイディプス」(1972)

ようやくですが、ドゥルーズとガタリの考察に入ります。次回もドゥルーズの「意味の論理学」をレビューする形で考察は2回に分けます。訳書は河出文庫のものです。(読書ノート、上巻) p38-39 「分裂症者はひとつのコードから他のコードへと移行し、すばやい…