2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

富永健一「日本の近代化と社会変動」(1990)

今回は富永健一の標題著書を中心にして、『ヴェーバーの動機問題』について考えてみたい。 富永の近代化論については、パーソンズの系統として、つまりアメリカ社会学の系譜として語られるのが普通であろうし、私自身もこのことには賛同する。例えば、矢野善…