2013-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ジョルジュ・バタイユ、湯浅博雄他訳「至高性 呪われた部分」(1976=1990)

前回の議論を踏まえ、バタイユを読みます。何冊か読んだ中で一番内容が濃い印象だったので、本書を取り上げました。(読書ノート) p10 「原則として、労働へと拘束されている人間は、それなしには生産活動が不可能となるような最低限の生産物を消費する。そ…

矢野智司「自己変容という物語」(2000)

なかなかフーコーが読解できずにいたので、どんどん後回しになってしまいそうです… ニーチェの議論も関連した矢野の著書を今回は読みます。(読書ノート) p61 「純粋な贈与としての「教える」という行為は、学ぶ者の側の主体的な参入を必要とする賭けなので…