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ユルゲン・ハーバマス、長谷川宏訳「イデオロギーとしての技術と科学」(1968=2000)

前回、「専門性(科学)と政治」についての論点を保留していました。今回はハーバマスが似たようなテーマで書いた本も参考にしながらこの点を考察してみます。今回読んだのは、平凡社ライブラリーのものです。(読書ノート) p70−71 「技術的な規則や戦略の…

ハンナ・アレント「人間の条件」(1958=1994)

東先生がアレントに言及していたので、昔に戻ってアレントを読み返します。 当時もまた新自由主義の話に関心はありました。ただ、問いの立て方は異なっており、「現代において、公共空間をいかに確保することが可能か」というものでした。訳書はちくま学芸文…