ら行

チャールズ・ライク「緑色革命」(1970=1971)

今回は、リースマンのレビューの際に少しだけ出てきた「緑色革命」を取り上げます。 当初は理念型の議論の理解のため、意識1、2、3の捉え方をみていきたいと思っていました。この論点についてはノートのコメント(※部分)でも少し言及してますが、また後日…

デイヴィッド・リースマン、加藤秀悛訳「孤独な群衆」(1950=2013)

今回はウェーバーの理念型の考察の前にリースマンの理念型論について検討しておきたい。リースマンも基本的にウェーバーと同じような文脈で理念型について語っているように思います。 参照した訳書は最近みすず書房より出たものになります。<読書ノート、上…

リチャード・ローティ「アメリカ 未完のプロジェクト」(1998=2000)

ローティの著書は「偶然性・アイロニー・連帯」を1・2度読んだことがありましたが、いまいち何を言いたいのかわからず、ローティ自体もよくわからない著者の部類に入れていました。今回この本を手に取ったのは、気まぐれで渡辺幹雄「リチャード・ローティ…

ジョージ・リッツア「無のグローバル化」(2004=2005)

今回はベックの代理でハイパー近代(後期近代)の議論をするということで、リッツアを取り上げます。 リッツアは「マクドナルド化する社会」で有名ですが、本書はその後に出た本になります。(読書ノート) vi ご当地キティやご当地ロゴ入りTシャツなどにつ…

ローレンス・レッシグ「CODE」(1999) その2

今回は、ひたすら考察であったため、時間がかかりましたね… 通常の読書ペースも決して早くないので、だいたいこれぐらいの更新ペースがよいのかもしれません。・(行為の)規制をめぐる諸相、再考 レッシグは規制を行う様式を4つ挙げている。法・規範・経済…

ローレンス・レッシグ「CODE」(1999) その1

すでに何度か言及していたレッシグですが、2回に分けて検討したいと思います。 当時読んでいたのは初版でしたが、今回は2006年(邦訳2007)に刊行されているVERSION.2.0の方を読み直してノート作ってます(このためすごく時間かかりました…)。(読書ノート…