2019-03-31から1日間の記事一覧

E.H.キンモンス、広田照幸ら訳「立身出世の社会史」(1981=1995)

今回も「日本人論」として「社会問題」を扱った著書のレビューを行いたい。 本書は、明治から昭和初期にかけてのエリート層の青年(高等学校進学者)向けの雑誌の言説分析を中心にして、「立身出世」の意味合いの変化について捉える中で、現在の「日本人論」…